マイフェイバリットパートの谷口です。
9月にはいって、デザイナーさんやクリエイターさんとお話をする機会があって、“その人だけの世界観”に触れることが続いています。以前にもフォトグラファーさんと一緒して、いつも感じるのは、同じ対象をみているのに、フォーカスするもの、絵の切りとり方など、自分と見えているものが違うということ。私も同じ場所にいて、同じものを見ていたはずなのに、出来上がってきた写真をみて、こんなところみていたんだ、ここをクローズアップしたんだ、と驚かされることがあります。
また先日は、emeth parisのデザイナーの前濱さんと日本での撮影をご一緒することになって、お話をする機会がありました。今回の企画はemeth parisさんのドレスを着ることができる国内撮影プランなのですが、私たちが考えるのと違う視点で、考えている、感じている、大切にしている、ということを知ることができてとても新鮮で勉強になりました。
emeth parisのドレスのよさが一番感じられること、emeth parisの世界観のなかで撮影を行うこと。そのためにこだわったのは、「ロケーション」と「時間」。時間は、早朝、人がまだ活動する前の静かな時間、がイメージ。これはドレスが大事というより、それを着た女性が一番美しく見えるための完成度を追求しているのだと思います。私が挙式のプラニングをする時には、美しさはもちろん大事にしますが、同時におふたりらしさを大事にしたいので、おふたりが気持ちよく過ごせることも大事にしたいと思っています。でも、美しさをもとめるならば、それが一番きれいに見える条件で撮影をするというのも、カップル様にとってはすごく大事なことなんだと。
また昨日、newsで紹介した陶芸家のtsukazaki megumiさんの言葉もとても印象に残っています。あるインタビュー記事のなかのエピソード。最初に通っていた陶芸学校で出た課題が”表現すること”。その時は何を表現すればよいかわからなくて、自分があらためて何が好きかじっくり考えられたそうです。そこから生み出されたのがご自身の作品のスタイルだったそうです。それはまさに、自分の中にあったもので、外(人)からの影響うけてうみだされたものではなく、自分自身が生み出すものということ。
またpreparageの絵里さんとお話していた時にも、例えば同じ街に(その時はベトナム)いったことがあるという話をしていたのですが、そこで創作のインスピレーションを感じたというのです。私も同じ街にいっていましたが、まったくそういう発想はなかったなと、笑。まさに自分でドレスを作るデザイナーさんだから、自分が感じたことを形にしていく、インポートドレスとは違う、preparageさんだけの世界観だなあと思いました。
そんなお話をおききしていて感じたのは、クリエイターというのは、自分の中から生み出せる人、自分の世界観がある人なのではないかなということ。そして、それを見つけるのは、外を見て気づくのでなく、自分の中から作られるものではないかと思いました(←いろんな方にこれも聞いてみたい)。私自身には、その感覚や目がないので、自分自身の世界観というよりは、デザイナーさんやクリエイターさんが作った世界を伝えながら、カップル様ひとりひとりにあわせたカップル様の結婚式を作ることだなあと感じました。
ハワイでの結婚式が少し先になっていますが、この期間があったからこそできる結婚式、それをすごく考えます。絶対いい結婚式にしてほしい、する、その想いだけかもしれません。挙式当日の笑顔と涙とイメージして、その日にむけて、いっしょにご相談していきたいと思っています!
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