マイフェイバリットパートの谷口です。
今日は映画の話。前回に続き、ウェディングに関係なくて、すみません笑。
先日netflixでみた「さよなら、コダクローム」という映画が実によかったのです!!!自分の中でのベストスリーに入るくらいかもしれないくらいの映画でした。
父のベンは、報道写真家。デジタルではない、アナログカメラのフォトグラファー。ベンが映画の中でいうセリフがとても印象的でした。
「最近は皆 写真をたくさん撮る、何十億枚もな。でも現像はしない。データだけだ。電子のチリだ。後世の人が検索しても写真は出てこない。俺たちがどう生きたかその記録はゼロだ。何を作っても、見なけりゃ意味がない。」
「俺たちは皆 時間ってものを怖がる。
時間がすべてを消してゆく。だからこそ、我々(フォトグラファー)の役割がある。写真で時間を止め、時間を永遠にする。人の本質を表現する。アートってそういうものかもな」
写真というものの魅力、意味、大切さが表れた言葉。
アナログだから、一枚の写真に込められた想い。
デジタルと違う、「写真」が表現するもの、
「一枚の価値」というものについて考えさせられました。
この映画自体も、全編フィルムで撮られたそうです。デジタル時代に作られるのフィルム映画。映画の中の話に通じているように思いました。好きなシーンは後半のフォトグラファーたちのシーン。写真が好きな人には、ぜひ見てみていただきたい一本です。
先日ある本を読んでいた時のこと。
自分学生のころに自分がいった国が舞台で、
その当時の写真が見たくなり、20年以上ぶりに写真をとりだしてみました。当時は、カメラといえばフィルムで撮影して、それを現像するというスタイル。20年以上前の撮影してプリントした写真は、デジタルにはない、なんともいえない雰囲気がありました。色があせていることで時の流れを感じて写真(プリントしたもの)っていいなと思いました。でもその時の気持ちなどはすっと思い出せるのですよね。
今はスマホやデジタルカメラだけで撮影をしていますが、データで残すのは便利ですが、大事な写真はプリントしておくのもいいなと思いました。自分が生きるのと同じように、写真も年をとっていく。以前にお式のお手伝いをしたカップル様で、フィルムカメラで写真を撮るカップル様がいらっしゃったのですが、ぜひプリントして、数年後みていただきたいと思いました。紙焼き、プリントって、やっぱりいいです。私も再びいつかフィルムカメラで撮影できたらいいなと思います。
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