リボンの魔法。

11月 8, 2018 2020 273 0

マイフェイバリットパートのタニグチです。
先週は１～３月の春ウェディングのご新郎様新婦様とのお打ち合わせが多く、楽しい週末でした。ハワイ挙式で新郎新婦様とご相談させていただく中で、こだわりたいという声が多いのがブーケ。海外ではまだまだ生花ブーケが主流ですが、マイフェイバリットパートでは、生花・ドライとそれぞれ魅力があるので、お二人のコンセプトにあわせて、ご提案させていただくようにしています。

そして私がこだわりをおすすめしたいのがリボン。数年前に海外のカップル様の写真をみて、お花はもちろん、リボンで、仕上がりや雰囲気が全然変わることに気づいて以来、リボンには特にこだわるようにしています。挙式当日、手に触れるもの、そしてよく目にする部分なので、持つ部分が気に入っていると、それだけでわくわくしたり、気持ちが落ち着いて、自分らしくいられるような気がするのです。先日はホノルルコミュニティ教会、そしてリジェストランドハウスで挙式をされるご新婦様にブーケのご提案するためにリボンのイメージ探しへでかけてきました。式場の雰囲気、選ばれたドレスの雰囲気や素材感、ご新郎様のスーツ、ブーケのお花、ヘアメイクやアクセサリーの雰囲気、そしてお二人の雰囲気を思い浮かべながら、全体的な雰囲気にあわせて、どんなリボンがあうかなとイメージしていきます。

木を感じる温かみのある式場で、ドレスもまっしろでははなくベージュに近い柔らかな色と素材のドレス、フォトツアーのメインは森の中、ということもあり、ハワイ挙式ですが、あえてしっとりした雰囲気を感じるベロア素材が素敵だなと思いました。くすんだ色が好きという新郎新婦様のこだわりにもぴったり。微妙に近い色をみているだけで、本当にぴったりな色を探すのはわくわくしてしまいます。こうやって探していると、ご新郎様のお衣装というのも、ほんとうに大事なんだなあと感じたり、アクセサリー選びも全体のイメージあわせて選ぶことの大事さをあらためて感じます。

最近、偶然にもドレスショップさんのデザイナーさんやスタッフさん、アクセサリーを作成しているアーティストさんが、自分が好きなドレスだったり、石だったり、写真だったり、これをみたら、インスパイアされるというものとお持ちということを知る機会が続きました。自分にもそんなものが欲しいと思い、自分が好きな色、好きな質感のリボンを数種類手に入れてきました。目で見ていると色からひろがるイメージ、手で触っていると感触から感じるイメージ、好きなものに触れることで、自分の感覚に戻れるような気がします。

ドレス選びやブーケ選びなど、迷われることもあるかと思いますが、そんな時は、自分が好きなものにまず囲まれてみる、というもおすすめです。