オーダーメイドと既製品。結婚式と服。

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オーダーメイドと既製品。結婚式と服。

posted by myfavoritepart

6月 19, 2020 2533 345 0

マイフェイバリットパートの谷口です。
先週末は新規のご相談のカップル様４組様とお会いしたり、今週はお申込みいただいているカップル様とのお打合せも増えてきて、日々いろんなことを感じさせていただいています。

先日インスタライブでそれぞれのゲストのみなさんからお聞きしたお話の中で、ブログに書きたい！！みなさんにお伝えしたい！！と思いつつ、追いつけていません、私、笑。でも、おふたりの結婚式に関わる方々の考えていることだったり、カップル様への想い、なかなか聞くこともできない部分もあるので、ぜひカップル様にお伝えしたいなと思っています。

インスタライブ最終日のゲストでお招きした、preparageのドレスデザイナーの絵里さんが最近始められたradio内でお話していたことなのですが、そうそう！わたしたちも伝えたかったのはそれなんです！と思うことをお話されていました。

もともと洋服づくりを行われていた絵里さん。それは洋服のお話でした。大量生産は、型紙が一つだけあって、それを自動的に作っていく、だから安く提供できる。それは誰が着るかは関係なくって、ただ作られるもの。

オーダーで作る場合、自分一人で作るのではなくて、生地屋さん、型紙を作ってくれる人など、いろんな人に、まず、こういうご新婦様とご新郎様で、こういう式場で、こういう想いの結婚式をされて、ゲストは何人で、こういうものが好きなお二人で・・・と、関わる全ての方がおふたりだったりお二人の結婚式を想像して作れるように、お伝えしていくそうなのです。そうすることで、関わる方々ひとりひとりがこういうおふたりが着るのだな、こんな式だったらこれがいいなと想像しながら作ることができて、そして直接お会いしたことはなくても素敵な結婚式になりますようにという想いがこめられてドレスができることを、ぜひ伝えたいと言っておられました。

先輩か上司に言われた言葉で、「同じ型紙、同じ生地をつかって作っても、作る人によって仕上がりは違うというものだ」がいまでも心に残っているというお話も素敵だと思いました。絵里さんが言われていたのは、同じ型紙、同じ生地でも、オーダーの場合、縫い方や縫製方法などは、作り手によって違っていて、もちろん想いも込められていて、同じものはひとつもない、との言葉もとっても印象的でした。

まさに、マイフェイバリットパートのウェディングも同じなんです！！と思いました。私たちも、同じ式場やパーティ会場、同じフォトグラファーさんであっても、１組１組様ごとに違う結婚式になるのです。またおふたりを担当させていただくクリエイターさんたちにに、お二人についてや、おふたりが大事にしたいこと、おふたりの想いを、お二人と関わる全員に必ず伝えます。それって、とっても大事なことだと思うのです。そして当日は、関わる全員が、おふたりを理解して、おふたりにおふたりらしく、おふたりの想いを実現することに向けて同じ気持ちで臨むことができるのだと思います。（それは帰国してからのアルバム作りに関わるスタッフさんたちも同じです。おふたりのストーリーをいっしょに感じてくれてアルバムを作ってくれるのです）まさに、チームで担当させていただくということって、こういうことなんです！！！というのを、お伝えしたいと思うのです。

また洋服の話に戻るのですが、オーダーメイドは、“そのお客様”に合わせて作る服。既製服とオーダーメイドの服。服を置き換えて考えるとわかりやすいなと思いました。デザインや素材、デコルテや袖のライン、ルーズさとフィット感、自分の好みが反映してもらえる服、自分の体型にあわせて仕立てられる服の着心地、長さや細部のラインも自分の体型を考えて作られたもの＝自分が素敵に見えるものだと思うのです。大量生産の既製品は、ざっくりサイズはあっても、自分のこまかなディテールに合うことは難しかったり、もっと細身だったらいいのに、もっと首のデコルテが空いてたらいいのに、デザインはいいんだけど柄がなあ、、だったり、この素材であのデザインだったらいいのにだったり・・・と思う部分があります。そして自分以外の誰かも、まったく同じ服を着ているということ。

そして今回絵里さんのお話を聞いて、オーダーメイドのよさについて、なるほど、と思ったのは、オーダーメイドでお願いすることで、デザイン・素材・丈なども自分好みで作ってもらえることはもちろんなのですが、それだけでなく、『自分が伝えたそのまんまじゃなく、プロの技が入って本当に自分にあうものにしあげてくれるのがオーダーメイドのよさだということ』でした。

これって、結婚式も同じだ！！とストンの理解できました。
よりいっぱいのワクワクを感じていただくためにどんな結婚式にしていくのか、新婦様だけでなく新郎様も楽しく相談できるような結婚式、自分たちらしくないよねでもしょうがないね、という違和感はないような結婚式。また最近どなたかの話できいたのですが、例えば結婚式の写真や映像で、おふたりが映っていなくてもおふたりらしさが感じるわかる、そんな結婚式をめざしているということを聞いて、まさにと思いました。装飾ももちろん、それ以外の式だったり、その場の雰囲気づくりだったり！

・・・と長くなってしまいましたが、ひとくみひとくみ様とお会いして、ひとくみひとくみ様にあわせて考えて、作っていく、それがマイフェイバリットパートのウェディングだというのを感じたお話でした！